長戸大幸プロデューサーが1978年に立ち上げた「ビーイング」
長戸大幸プロデューサーが1978年に立ち上げた「ビーイング」。今はレコード会社として流通の販売網も有するグループ会社なのだが、元々はシンプルで純粋な音楽制作集団だった。
長戸氏は作曲家・編曲家として第一線で活躍し、その後プロデューサーとして、B’z、TUBE、BOOWY、LOUDNESS、B.B.クィーンズ、Mi-Ke、ZARD、T-BOLAN、WANDS、大黒摩季、DEEN、FIELD OF VIEW、小松未歩、倉木麻衣、GARNET CROW、愛内里菜など、数多くのアーティストをプロデュースし、デビューさせている。
またギタリストに関しても、布袋寅泰(ex. BOOWY)、高崎晃(LOUDESS)、北島健二、土方隆行、松本孝弘(B’z)、松川ラン敏也、増崎孝司(DIMENSION)、春畑道哉(TUBE)、五味孝氏(ex. T-BOLAN)、柴崎浩(ex. WANDS)、大賀好修(Sensation)等、日本の音楽シーンを支えたミュージシャンを数多く輩出している。ここに上げてない他のギタリストも皆秀逸である。
ギタリストの順番は、大体の関与した序列なのだが、あのB’zの松本孝弘氏も当時はトップクラスでは無かったようで、それだけ長戸氏のもとには優秀でカッコいいギタリストが集まってきており、長戸氏が彼らをさらに磨いて輩出していったのである。
長戸氏が立ち上げたビーイングの系譜をみると、音楽好きにはたまらない宝庫なのである。この真髄は今も脈々と受け継がれており、書き出したらキリが無い。これからもっと色々取り上げていきたいと思う。